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レイ・ダリオ氏が描く世界秩序-中国が台頭し米国は相対的衰退始まる

レイ・ダリオ氏

レイ・ダリオ氏

Photographer: Patrick T. Fallon/Bloomberg

レイ・ダリオ氏

Photographer: Patrick T. Fallon/Bloomberg

ヘッジファンド運用会社ブリッジウォーター・アソシエーツ創業者で富豪のレイ・ダリオ氏は、出版を予定する書著「Changing World order (仮訳:変わりゆく世界秩序)」の内容紹介ブログの最新部分で、「米国が今はそれほど強力な帝国ではなく、相対的に衰退しつつある一方、中国が急速に台頭しており、他国を寄せ付けていない」との認識を示した。

  ダリオ氏は「過去500年に見られた大きなサイクル」と題してリンクトインに投稿した。

  米中関係の緊張は激しさを増している。ペロシ米下院議長は中国企業による米株式市場への上場を制限する法案を下院が審議すると発言。中国は 香港への新しい国家安全法の導入を計画しているが、トランプ米大統領は強く対処する方針を表明した。トランプ大統領はまた、中国報道官の批判を受けてツイッターで中国を非難し、中国はパンデミック(世界的大流行)を容易に止めることができたはずだが、実際はそうでなかったと指摘した。

  1万語からなるエッセーでダリオ氏はオランダと英国、米国といった帝国とその通貨の軌跡を考察。帝国は人間と同様に、いずれは終焉(しゅうえん)を迎える典型的なライフサイクルを持つと記述した。

  同氏は米中両国は必ずしも同じではないが、比較可能なポイントに近づいていると指摘した。

  ダリオ氏の最新の章は未来を予測するのではなく過去に焦点を当てたものだが、米中両国は「高度な情報・データ管理と人工知能(AI)によって大いなる独創性」の新時代をリードしているとも述べた。

原題:
Dalio Plots China Rise as U.S. Power Begins Relative Decline (2)(抜粋)

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