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Photographer: Clive Rose/Getty Images AsiaPac
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日本株続落、香港通じた米中関係悪化を警戒-商社など景気敏感株安い

更新日時
  • トランプ米大統領は中国に警告、中国は香港での国家安全改善を表明
  • 香港ハンセン指数は大幅安、首都圏の緊急事態宣言解除も
TOKYO, JAPAN - MARCH 16: Electronic displays reflect the current stock market trends as the financial world continues to react to the COVID-19 pandemic in Tokyo on March 16, 2020 in Tokyo, Japan. (Photo by Clive Rose/Getty Images)
Photographer: Clive Rose/Getty Images AsiaPac

22日の東京株式相場は続落。香港に対する中国の締め付け強化などから米中関係悪化や中国経済に対する警戒が強まった。商社や鉄鋼、海運など中国関連株や銀行など金融株中心に売られた。

  • TOPIXの終値は前日比13.41ポイント(0.9%)安の1477.80
  • 日経平均株価は164円15銭(0.8%)安の2万0388円16銭

〈きょうのポイント〉

  三菱UFJ国際投信・戦略運用部の石金淳チーフストラテジストは「香港の政治的自由がなくなれば米国による制裁リスクが高まり、香港の金融や貿易にかかわる国際都市としての機能が失われかねない」と指摘。そうした事態となれば、「香港を金融などの窓口としている中国にとってもマイナスで、中国関連ビジネスの比率の大きい日本企業にも影響する」と述べた。

  朝方は経済活動再開期待から株価指数がプラスに浮上する場面はあったが、中国の香港への政治的な強硬姿勢が明らかになった後は香港ハンセン指数や米国株先物に売りが膨らんだ。中国の今年の国内総生産(GDP)成長率目標の設定が見送られたことも嫌気された。

  みずほ証券の倉持靖彦氏は「米国と中国の対立は貿易だけではなく、香港など外交、軍事にまで広がっている」と指摘。「米国で経済再開後の景気が強くなれば、それに比例して中国に対する姿勢も強めになるだろう」とみていた。

  • 東証33業種では鉱業や海運、鉄鋼、非鉄、保険、銀行、ガラス・土石が下落
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