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黒川検事長が賭けマージャンで辞表提出、森法相が首相に報告

更新日時
  • 法務省は訓告処分に、22日の閣議で辞職を承認へ
  • 後任は速やかに決定へ、「責任を痛感している」と森法相

森雅子法相は21日、東京高等検察庁の黒川弘務検事長が新聞記者らと賭けマージャンをしていたとの報道を巡り、法務省が行った調査で事実を確認したことから、訓告処分にしたことを明らかにした。黒川氏は同日辞表を提出、22日の閣議で承認される見通し。

  森法相は安倍晋三首相との面会後、記者団に対し、黒川氏が1日と13日に報道機関関係者3人と金銭を掛けてマージャンを行っていた事実を確認したと説明。「この行為は誠に不適切というほかなく、極めて遺憾」とした上で、黒川氏の辞任については安倍首相から「了解したという言葉があった」と述べた。

  黒川氏を巡っては、21日発売の週刊文春が、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言が発令中の今月、東京都内で新聞記者らと賭けマージャンをした疑いがあると報道していた。

  政府は1月、63歳の定年間近だった黒川氏の半年間の勤務延長を閣議決定。野党は、政権に近い黒川氏を検察トップの検事総長に据えるための延長であると批判していた。

  森法相は、黒川氏の勤務延長は「適切なプロセスで行ったと認識している」としたものの、「閣議請議をしたのは私なので、責任を痛感している」と述べ、後任を速やかに決定する考えを示した。

  森法相からの報告を受けた安倍首相は、黒川氏の勤務延長について、「首相として責任があると考えている。批判は真摯(しんし)に受け止めたい」と述べた。

(黒川検事長の辞表提出などを追加して更新しました)
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