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Photographer: Andrey Rudakov/Bloomberg
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オデイ氏、各国政府は個人による金保有を違法化も-インフレ高進なら

欧州の著名ヘッジファンド運用者、クリスピン・オデイ氏は、新型コロナウイルス危機の余波でインフレをコントロールできなくなった場合、各国政府は個人による金保有を禁止する可能性があるとの見方を示した。

  オデイ氏は投資家宛ての書簡で「人々が金を買っていることに驚きはない。だが当局はどこかの時点で個人による保有を違法とする可能性がある」と指摘。その上で、「世界貿易のための安定した勘定単位を作り出す必要があると当局が考えた場合にのみ、そうした措置が講じられるだろう」と加えた。

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クリスピン・オデイ氏

  オデイ氏は旗艦ファンド「オデイ・ヨーロピアン」において、4月中に金のポジションを拡大。4月末時点で金先物6月限の保有高は、同ファンドの純資産価値全体の39.9%を占めた。3月末時点では15.9%だった。

  書簡によれば、オデイ・ヨーロピアンの4月の運用成績はマイナス9.5%。3月はプラス21%だった。オデイの広報担当はコメントを控えた。

  オデイ氏は、経済がやがて世界的なロックダウン(都市封鎖)の影響から回復する中で、各国の中央銀行はインフレをコントロールできなくなると主張した。

  「歴史を振り返れば、危機時において統治者が貨幣価値の引き下げという手段を用いた例はいくらでも見つかる」とオデイ氏。新型コロナ危機の後にインフレが高進し、金が恩恵を受けると予想する投資家はオデイ氏だけではない。ただインフレ期待に関する市場の指標は、そうした見方からは程遠い状況にあることを示している。

  オデイ氏は、15カ月以内にインフレ率が5ー15%になるとの一部予想を引き合いに出し、高インフレになれば長期債やグロース株が打撃を受けると予想。「当局はいかなる手段を講じてでもそうしたトレンドと闘うと予想するが、その闘いに負けてしまうとも私は考えている」と述べた。

原題:Odey Says Governments May Make Private Gold Ownership Illegal(抜粋)

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