コンテンツにスキップする
Subscriber Only

レナウン:民事再生手続き開始、コロナの販売悪化が追い打ち

更新日時
  • 負債額138億円、スポンサーを探しグループの事業再生に取り組む
  • 2期連続で赤字、さらにコロナで販売悪化し資金調達のめど立たず

レナウンは15日、民事再生手続きに入ると発表した。2期連続での赤字に加え、今期(2020年12月期)も新型コロナウイルスの感染拡大で、主力の販売チャンネルである百貨店の休業で収益が上がらず資金繰りが悪化し、自力再建を断念した。

  発表文によると負債総額は138億7900万円。子会社のレナウンエージェンシーが債権者として東京地裁に申請し、同日受理された。裁判所が選任した管財人の下でスポンサーを探し、グループ全体の事業の維持再生に取り組む。

  同社は消費増税後の消費低迷などにより販売が苦戦。さらに、親会社の山東如意科技集団の子会社から売掛金が回収できず、19年12月期に貸倒引当金53億円を計上し80億円の営業損失となった。今年3月以降、新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛などで販売が悪化した。

  同社広報担当によると、基本的には販売は継続して事業を継続しながら再生を目指す。東京証券取引所は、レナウン株を整理銘柄に指定し、6月16日に上場を廃止すると発表した。民事再生手続き開始については、日経新聞電子版が先に報じていた

(東証の発表を追加して更新します)
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE