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ウォール街の重鎮、株価は過大評価と相次いで警鐘

  • 著名投資家のドラッケンミラー氏やテッパー氏などが指摘
  • ビル・ミラー氏はS&P500種が現在の水準から4-5%下落と予想

株価は非常に過大評価されている。数週間前にはあり得ない話だったが、今や金融界の著名投資家がそうした見方に賛同している。

  米株式市場は先月、月間ベースで1987年以来の大幅上昇を見せたが、伝説的ヘッジファンド運用者のスタン・ドラッケンミラー氏は12日、株式のリスク・リターンはこれまでの職業人生で見た中で最悪だと指摘。ヘッジファンドのアパルーサ・マネジメントを率いるデービッド・テッパー氏も13日、1999年のバブルを除けば最も過大評価された状態にあると述べた

Stan Druckenmiller

スタン・ドラッケンミラー氏

写真家:Scott Eells / Bloomberg

  こうした見方はウォール街の資金運用者の間で定着しつつある。著名株式投資家のビル・ミラー氏や資産家のポール・シンガー氏、ポール・チューダー・ジョーンズ氏なども市場や経済について疑問を呈している。  

David Tepper

デービッド・テッパー氏

写真家:Andrew Harrer / Bloomberg

  ミラー氏は電子メールで、「3月18日にCNBCで述べた買い好機だが、私が考えていたほど長くは続かなかった。3月23日の安値から約30%上昇した後は小休止またはある程度の調整が妥当だと考えている」と説明。S&P500種株価指数が現在の水準から4-5%下落する可能性があると予想した。

  資産家のレオン・クーパーマン氏は13日に電話で、政府のコロナ対応が増税や規制強化につながると4月末の電子メールで自身が予測したことを挙げ、S&P500種は2200-2800の間に下落すると予想。これは現在の水準から最大22%下げることを意味する。

  経済活動再開についてトランプ大統領に助言するグループの一員である資産家のマーク・キューバン氏は電子メールで、「株は過大評価されている」と指摘し、ドラッケンミラー氏の株に対する見方に同意すると述べた。

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原題:Wall Street Heavyweights Are Sounding Alarm About Stock Prices(抜粋)

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