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中国のハッカーがワクチン情報盗み出し図ると米政府-中国は反論

更新日時
  • FBIと国土安全保障省CISAが共同声明
  • 「そうした中傷行為を嘆き、強く反対する」-中国外務省

米連邦捜査局(FBI)と国土安全保障省は13日、中国政府のために活動しているハッカーが新型コロナウイルスのワクチンと治療に関する貴重な研究の情報を米国の医療・製薬機関や研究所から盗み出そうとしているとの認識を示した。

  FBIと同省のサイバーセキュリティー・インフラストラクチャー・セキュリティー庁(CISA)は共同声明で、「これらのセクターを標的とした中国の取り組みは、米国の新型コロナ感染症(COVID19)対応に大きな脅威となる」と警告。「情報が盗まれた場合、安全かつ効果的・効率的な治療の選択肢提供が脅かされる」と指摘した。

  この声明では、ハッカーの狙いが情報を盗み出すことだけだったのか、コンピューターネットワークに混乱や障害を生じさせ米国のワクチン開発を妨害しようとしたのか明らかにしていない。ハッキングを許した事例があったのかも触れていない。

  中国外務省は北京で開いた14日の記者会見で、米国側の主張に関する質問を受け、「そうした中傷行為を嘆き、強く反対する」と表明。同省の趙立堅報道官は「中国はサイバーセキュリティーの信頼できる擁護者であり、サイバー攻撃の大きな犠牲となっている1国だ」と述べ、「うわさを広げ、中傷し、責任転嫁することはウイルスを追い払うこともパンデミック(世界的大流行)を終わらせることもない」と主張した。

原題:U.S. Warns That Chinese Hackers Are Targeting Virus Research (3)(抜粋)

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