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中国、豪州の食肉処理場4カ所からの輸入を停止-12日実施

更新日時
  • 「中国消費者の健康と安全を守るため」-中国外務省主張
  • 極めてテクニカルな問題に基づいているように見えると豪政府

中国はオーストラリアの食肉処理場4カ所からの輸入を停止した。中国税関当局がウェブサイト掲載した声明で、12日からの停止措置を発表した。豪州にとって中国は最も重要な貿易相手国だが、両国間の緊張が一段と高まっている。

  中国外務省の趙立堅報道官は北京で同日開いた記者会見で、輸入停止は「中国消費者の健康と安全を守るため」だと主張。また、豪州が最初に中国で見つかった新型コロナウイルスの発生源に関する調査を呼び掛けたことを批判したが、この2つの問題が結び付いていることはないとし、「間違った政治的解釈をすべきではない」などと語った。

  中国による輸入が停止されたのはクイーンズランド州のキルコイ・パストラル、JBS所有のビーフ・シティー、ディンモアおよびニューサウスウェールズ州のノーザン・コーポラティブ・ミートからの食肉。豪放送局ABCによれば、豪州の対中牛肉輸出の約35%をこの4カ所の食肉処理場が占める。

  豪州のバーミンガム貿易・観光・投資相は声明で、中国の輸入停止はラベリング・衛生認定要件に関連していると説明した。「場合によっては1年以上前から存在した極めてテクニカルな問題に基づいているように見える」と、豪政府としての懸念を示した。その上で「当該の事業ができるだけ早期に正常な業務を再開できるよう解決策を見いだすため豪州と中国の業界および当局と協力していく」と表明した。 

  豪州は新型コロナの発生源について独立した調査の実施を主張しており、中国との緊張がここ数週間続く。中国が豪州産大麦に高関税を課す可能性も浮上している。

原題:China Suspends Meat Imports From Four Australian Abattoirs (2)(抜粋)

(中国外務省の記者会見やバーミンガム豪貿易相の声明を追加して更新します)
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