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レイ・ダリオ氏、紙幣の印刷は債務再編の最適の手段-市民むしろ歓迎

  • ダリオ氏はブリッジウォーター・アソシエーツの創業者
  • 出版する新著向け原稿の一部でコメントした

ヘッジファンド運用会社ブリッジウォーター・アソシエーツ創業者で富豪のレイ・ダリオ氏は、よく理解されていないものの、紙幣を印刷することは債務を再編するための最も適切かつ一般的な大きな方法だと指摘した。

  同氏は出版する著書、「Changing World Order (仮訳:変わりゆく世界秩序)」の原稿の一部で、ゲームの「モノポリーをプレーしている時にあまりにも多くのプレーヤーが破産するのでバンカーがお金をつくって全員に再分配するようなものだ」と解説した。

レイ・ダリオ氏が問い掛ける、マネーとは何か-変わりゆく世界秩序

  ダリオ氏は、債務への対処として当局が取り得る緊縮財政やデフォルト(債務不履行)、増税などの他の手段に比べ、紙幣の印刷は大半の市民にむしろ歓迎されるとしている。

Key Speakers At The Bridge Forum

レイ・ダリオ氏

フォトグラファー:David Paul Morris / Bloomberg

  紙幣の印刷は被害を受ける人を特定することも難しく、多くの場合、通貨下落の中で資産価格の上昇をもたらすため、人々は自身の富が増えたと感じると説明。「現在は、中央政府と中央銀行による巨額のマネーとクレジット供給の方針でこれが起こっている」と分析。

  ただ、通貨下落には功罪があり、貯蓄者が特定の準備通貨で資産を持ち続けることを決めるかどうかが鍵だとも指摘した。この原稿の一部は7日に公表された。

原題:Ray Dalio Sees Monopoly Money as Easiest Way Out of Debt Crisis(抜粋)

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