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ビットコインは1970年代の金、未曽有のマネー膨張で-ジョーンズ氏

  • 世界GDPの6.6%相当3兆9000億ドルの貨幣が2月以降増発された
  • 「私のような市場のベテランでさえ言葉を失う」とジョーンズ氏

資産家でマクロ投資家のポール・チューダー・ジョーンズ氏は、中央銀行による貨幣増発の結果予想されるインフレへのヘッジ手段としてビットコイン購入に動いており、それは1970年代に金が果たした役割を思い起こさせると顧客に伝えている。

  ヘッジファンド運営会社チューダー・インベストメントの創業者で、最高投資責任者(CIO)を務めるジョーンズ氏は「グレート・マネタリー・インフレーション」と題する市場見通しで、「最良の利益最大化戦略は、最も速く走る馬を所有することだ。予想しなければならないとすれば、私の意見ではそれはビットコインだろう」との見解を示した。

  ジョーンズ氏によれば、「チューダーBVIファンド」はビットコイン先物にパーセントにして最大で1桁台前半を資産配分する可能性がある。新型コロナウイルス感染拡大に伴う打撃を緩和するため、巨額の財政出動と中銀による債券買い入れが行われている意味合いを考慮し、ビットコインをじっくり検討する気になったという。

  ジョーンズ氏(65)の計算では、全世界の国内総生産(GDP)の6.6%に相当する3兆9000億ドル(約415兆円)の貨幣が2月以降増発された。

  「グローバル規模で、しかもこれほどのスピードでそれは起きており、私のような市場のベテランでさえ言葉を失う。先進国世界がこれまで経験したことのない未曽有のあらゆる形のマネー膨張、グレート・マネタリー・インフレーションをわれわれは目撃している」と同氏は指摘した。

  ジョーンズ氏の外部広報担当は、コメントを控えている。

Bitcoin's Volatile Road

原題:Paul Tudor Jones Buys Bitcoin With Reminder of Gold in 1970s (2)(抜粋)

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