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テキサス州の原油生産制限案は「葬られた」、5日の採決は中止-当局

原油の強制的な生産制限を提案した米テキサス州の規制当局者は4日、この取り組みがもはや「葬られた」との見方を示した。同州では生産制限に関する採決を5日に予定していた。

  テキサス州のエネルギー業界を監督するテキサス鉄道委員会(TRC)のライアン・シットン氏はブルームバーグテレビジョンのインタビューで、生産割り当てを通じた減産に関する採決をTRCは準備していないと表明した。この発言は、歴史的な原油価格急落の中で米国の州が石油輸出国機構(OPEC)型の強制的な減産を導入すべきかを巡り、1カ月半にわたり論争を呼んだ各社の対立に終止符を打ちそうだ。

  「現時点でまだ行動する用意ができておらず、従って遅過ぎる。このため提案することはない」とし、「生産割当制はいまや葬り去られた」とシットン氏は語った。

テキサス鉄道委員会のライアン・シットン氏が「ブルームバーグマーケット」で語った

  シットン氏は3人から成るTRCのうち唯一、生産割り当てに対する支持を表明。他の州や他国も同様の動きをとることを条件に、州内の原油生産を2割削減し、割り当てを超過して生産した業者にはバレル当たり1000ドル程度の罰金を科すことを提案していた。同氏は今年の共和党予備選挙で敗北し、委員のポストを失う。

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原題:
Texas Oil Quotas ‘Dead,’ Says Regulator Who Touted Them (2)(抜粋)

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