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エクソンモービル、少なくとも32年ぶりの四半期赤字

  • 1-3月に約650億円の赤字、新型コロナで需要低迷
  • 4月に入り原油先物は初のマイナス、今期見通しはいっそう厳しい

米石油会社エクソンモービルの1-3月(第1四半期)は少なくとも32年ぶりの赤字となった。新型コロナウイルス流行で経済と石油業界が打撃を受けているが、最悪期はまだこれからかもしれない。

  1日の発表によると、第1四半期の損益は6億1000万ドル(約650億円)の赤字。期末の3月31日は原油先物相場が史上初のマイナスを付ける3週間前で、今四半期の業績がさらに厳しいことは明らかだ。

Running on Fumes

Exxon's once-mighty returns have dwindled over the past 15 years

Source: Bloomberg data

  新型コロナウイルス感染拡大による需要低迷の中で、石油各社は支出や生産を削減している。

  エクソンは第1四半期に約30億ドルの評価損を計上。1株当たり損益は14セントの赤字と、アナリスト予想を大きく下回った。

  ただ、将来の需要については引き続き楽観を示した。ダレン・ウッズ最高経営責任者(CEO)は発表資料で、「経済活動は回復するし、人口は増え生活水準は向上する。これが当社製品への需要を押し上げ、業界の回復をもたらすだろう」とコメントした。4月7日に発表した100億ドルの支出削減計画は維持した。

原題:Exxon Mobil Incurs First Quarterly Loss in at Least 32 Years (1)(抜粋)

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