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米ブルックス・ブラザーズが身売り先模索、在宅勤務広がる中-関係者

  • 昨年始めた売却手続きを延長、破産法適用申請の一環になる可能性
  • 全米で約250店舗の多くが苦境にあると関係者-債務は約6億ドル

紳士服ブランドの老舗、米ブルックス・ブラザーズが身売りを検討している。約200年前に創業した同社のスーツは意欲的なウォール街バンカーの定番となってきた。

  事情に詳しい複数の関係者が情報の非公開を理由に匿名で語ったところによると、同社は昨年始めた売却手続きを延長している。買い手が求める店舗数に左右されるが、この手続きは最終的に破産法適用申請の一環になる可能性があるという。同社の債務は約6億ドル(約640億円)。

  同社の担当者は電子メールで「当社は成長および成功に向けた位置付けを確保するため、通常のビジネスの過程でさまざまな戦略的選択肢を探っている。現時点で発表することはない」とコメントした。

  米国の一部の州は新型コロナウイルスの感染拡大封じ込めを目指す規制の解除に動き出しているが、消費者が実店舗にどれほど早く戻り、どの程度支出するかはまだ分からない。在宅勤務が広がる現状では、富裕なブルックス・ブラザーズの常連客でさえスーツを新調する必要はほぼない。ただ、ブランドの歴史などが買い手の関心を引き付けていると関係者は語った。

  一部の関係者によると、全米にある約250店舗の多くが苦境にある。同社ウェブサイトによると、米国以外の40カ国余りで同程度の数の店舗がある

原題:
Brooks Brothers Seeks Buyer With Wall Street Working From Home(抜粋)

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