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NY州の13.9%に抗体確認、270万人に相当-3000人検査でクオモ知事

  • 感染が最も深刻なNY市に限れば21.2%に抗体が確認された
  • 致死率は約0.5%-確認症例と死者数に基づく推計値を下回る
Commuters wait on a subway platform in the Brooklyn borough of New York on April 22.

Commuters wait on a subway platform in the Brooklyn borough of New York on April 22.

Photographer: Nina Westervelt/Bloomberg

Commuters wait on a subway platform in the Brooklyn borough of New York on April 22.

Photographer: Nina Westervelt/Bloomberg

米ニューヨーク州のクオモ知事は23日、新型コロナウイルスの感染拡大の実態を把握するため実施している抗体検査で、州内40カ所で無作為抽出で調べた計3000人の13.9%に抗体が確認されたことを明らかにした。

  クオモ知事はこの比率に基づけば、州の住民約270万人がある時点で新型コロナに罹患(りかん)したと推計されると述べた。これは、重い症状が出た患者を主な対象にした州の検査に基づく公式統計の約10倍に相当する。

  米国で感染拡大が最も深刻なニューヨーク市に限れば、21.2%に抗体が確認された。

  クオモ知事は、「われわれは抗体検査を更新ベースで続けるつもりだ」と発言。「検査数はさらに拡大するだろう。しかし私は抗体が確認される比率が上昇しているのか、横ばいなのか、下がっているのか、傾向を把握したい。われわれがさまざまな決定を下す際の根拠となるデータが得られる」と説明した。

  また、この検査結果は新型コロナの致死率が単に確認された感染症例と死者数に基づく推定値より低い可能性があることを意味する。州内の270万人が感染していたとすれば、同州の最新の致死率推定で使われた死者数1万5500人に基づくと致死率は約0.5%となる。その後、死者数は1万5740人に増加した。  

原題:
New York Finds Virus Marker in 13.9%, Suggesting Wide Spread (1)(抜粋)

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