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中国の銀行、不良債権が打撃-新型コロナ余波で1-3月に増加

  • 不良債権比率、3月末時点で2.04%-昨年末から0.06ポイント上昇
  • 新型コロナへの対応に追われる銀行、今年は異例の減益に備える

中国銀行保険監督管理委員会(銀保監会)は22日、銀行の不良債権比率が3月末時点で2.04%と、昨年末から上昇したことを明らかにした。新型コロナウイルス感染拡大で経済活動休止を余儀なくされたことが響いた。

  銀保監会は北京で開いた記者会見で、不良債権比率が昨年12月末から0.06ポイント上昇したと公表。中国工商銀行など国内銀は新型コロナ感染症の余波への対応に追われており、今年は異例の減益に備えている。

  監督当局は貸し出しと景気てこ入れに向けて不良債権の分類で借り手側により配慮した手法を採用することを容認。各銀行は1-3月に中小企業に対する計8800億元(約13兆4000億円)の返済延期や5768億元相当の借り換えにも応じた。

  銀保監会でチーフリスクオフィサーを務める肖遠企氏は、銀行業界の不良債権比率は4-6月も上昇が続く見通しだが、全般的なリスクは制御可能だと話した。

原題:China’s Banks Hit by Increase in Bad Loans in First Quarter (1)(抜粋)

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