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日本製鉄:君津の高炉1基を追加休止へ、生産能力24%縮小

日本製鉄は21日、東日本製鉄所君津地区(千葉県)の高炉1基を5月中旬以降、一時休止すると発表した。新型コロナウイルス感染拡大に伴う鉄鋼需要の急減を受けた措置で、今年に入って同社の高炉休止は4基目となる。

  同地区第2高炉について、送風を停止し、高炉の再稼働が可能な状態で休止する手法を取る。7日に高炉2基の休止を発表していたが、さらなる休止に踏み切る。同社では15基ある高炉のうち2月に休止した高炉も含めると4基が休止となる。広報担当者によると生産能力は合計で24%減ることになる。JFEスチールも高炉2基の休止を決めている。

  経済産業省が9日発表した4-6月期の国内粗鋼生産見通しによると、前年同期比26%減の1936万トンと大きく落ち込む。リーマン・ショック直後の2009年4-6月期(1909万トン)以来、11年ぶりの低水準となる。同省では新型コロナの影響を一部しか織り込めていないと説明している。

鉄鋼各社の高炉休止の計画(一部は実施済み)
  • 日本製鉄
    • 東日本製鉄所君津地区(千葉) 第2高炉(5月中旬以降)
    • 関西製鉄所和歌山地区(和歌山)第1高炉(4月下旬以降)
    • 東日本製鉄所鹿島地区(茨城) 第1高炉(4月15日〜) 
    • 瀬戸内製鉄所呉地区(広島)  第2高炉(2月15日〜)
  • JFEスチール
    • 西日本製鉄所倉敷地区(岡山) 第4高炉(4月末めど)
    • 西日本製鉄所福山地区(広島) 第4高炉(6月末)
Nippon Steel & Sumitomo Metal Corp. Plants As Trump Announced Harsh Tariffs On Steel and Aluminum

高炉の一時休止を決めた君津の製鉄所(2018年3月)

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