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ギリアドのレムデシビル、有効性判断まだ早い-アナリストが慎重論

  • 入院患者の急回復につながったとの報道で株価は17日に大幅上昇
  • 数週間以内に判明する臨床試験データで確認される必要とキャンター

米ギリアド・サイエンシズの抗ウイルス治験薬レムデシビルは、新型コロナウイルス感染症(COVID19)入院患者の急回復につながったと伝えられたことで投資家の期待が高まった。しかし、実際の臨床データを待つ中、アナリストの間では楽観的ながらも慎重な見方が目立つ。

  医療関連ニュースサイトのSTATの16日夜の報道を受け、ギリアドの株価は17日の米株式市場で一時12%上昇した。

  キャンター・フィッツジェラルドは、レムデシビルの新型コロナ治療での有効性に関する前向きな見方が事例報告で強まっているが、実際の効果について「まだ判定が出ていない」と指摘。数週間以内に判明する臨床試験データで確認される必要があるとの見解を示した。

  レイモンド・ジェームズのアナリスト、スティーブン・シードハウス氏もSTATの報道では実際のデータがあまり提示されず、レムデシビルの有効性について「信頼感ではなく混乱が増した」と述べた。

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