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トランプ米大統領、「強いドル」支持に転換-エコノミストは有害指摘

ドル高は数週間前に世界の金融市場に混乱をもたらしたが、トランプ米大統領は「強いドル」支持に転じた。

  大統領は17日の記者会見で、「ドルはとても強い。強いドルは全体としてとても良いことだ」と語った。

Coronavirus shock sends currency shooting higher

  過去数年にわたり米製造業者や輸出業者のためにドル安を求めてきた同大統領にとっては方向転換だ。一方で、新型コロナウイルスの衝撃に揺らぐ世界経済にとってドル高は望ましくないと多くのエコノミストが指摘している。

  ピーターソン国際経済研究所のアダム・ポーゼン所長は、「現時点でのドルの行き過ぎた上昇は誰の利益にもならない」と話す。

  新型コロナウイルス感染症(COVID19)パンデミック(世界的大流行)からの影響を懸念した資金需要でドルは3月に急上昇したが、これはドル建て債務を膨らませている新興市場にとってリスクだ。

  国際通貨基金(IMF)のチーフエコノミストを務め現在は米カリフォルニア大学バークリー校教授のモーリー・オブストフェルド氏は「ドルの急激な上昇は多額のドル建て債務を抱える国に大惨事をもたらす恐れがある」と述べている。

  

原題:
Trump Now Says Strong Dollar Is Good Yet Markets Beg to Differ(抜粋)

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