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ギリアド株上昇、レムデシビルの有効性示すコロナ治験結果の報道で

  • シカゴ治験で「発熱や呼吸器官症状の急回復見られている」と報道
  • 大半の患者が退院し、死亡したのは2人だけ-125人参加の治験

ギリアド・サイエンシズの株価が16日、時間外取引で急上昇した。シカゴで抗ウイルス治験薬レムデシビルの投与を受けている新型コロナウイルス感染症(COVID19)の患者グループに「発熱や呼吸器官症状の急回復が見られている」と報じられた。

  医療関連ニュースサイトのSTATはレムデシビルの臨床試験を支援しているシカゴ大学の感染症専門家、キャスリーン・マレイン教授が作成した動画に言及。同教授によると、大半の患者が退院し、死亡したのは2人だけだった。

  レムデシビルは中等症から重症の新型コロナ感染患者を対象とする2つの臨床試験が実施されており、4000人の参加を目指している。STATによると、シカゴ大学の治験には125人が登録し、その大半は重症患者だった。

  ギリアドの株価は時間外取引で一時10%上昇した。

  シカゴでの治験結果は全体の試験の一部にすぎないが、有望な内容だ。ほぼ全ての患者が回復しているが、COVID19ではプラセボ(偽薬)群と比較する試験の実施が重要となっている。中等症の患者を対象とする試験にはプラセボ群が含まれるが、重症患者の試験には入っていない。

  マレイン教授はコメント要請に今のところ回答していない。臨床試験に参加した最初の400人の患者のデータをギリアドは16日に「ロック」する計画で、STATは結果が近く明らかになる可能性を示すものだと伝えた。

原題:
Gilead Gains on Report Claiming Coronavirus Drug Effectiveness(抜粋)

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