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Photographer: Simon Dawson
cojp

OPECプラス、メキシコ同意なら1000万バレル減産-7月以降縮小

更新日時
  • 声明によれば7月1日から12月末までの半年間は同800万バレル減産
  • 21年1月から22年4月末まで16カ月にわたり600万バレルの減産継続

石油輸出国機構(OPEC)と非OPEC主要産油国で構成する「OPECプラス」の閣僚会合は、合計日量1000万バレルの減産を5月1日から6月末まで2カ月間行うことで、メキシコを除く全ての参加国が合意したと発表した。ただ、メキシコの同意が減産実施の前提条件となる。

  OPECのウェブサイトに掲載された声明によれば、7月1日から12月末までの半年間は同800万バレル減産し、さらに 2021年1月1日から22年4月末まで16カ月にわたり同600万バレルの減産を継続する。

  サウジアラビアとロシアは日量1100万バレルを起点として産油量を減らし、他の参加国は18年10月の生産水準からの減産となる。

  サウジとロシアは過去最大規模の減産に同意したが、メキシコが参加を拒否し、合意を承認しないまま席を立った。OPECプラスは10日に新たな会合は開かず、20カ国・地域(G20)エネルギー相会合だけが開催される予定だ。匿名のOPECプラス参加国代表がブルームバーグ・ニュースに語った。

  代表の1人によれば、OPECプラスとしてはメキシコの参加がなければ減産を実施しない方針。全ての参加国が23%減産に同意し、サウジとロシアが日量約850万バレルに産油量を減らすと代表の1人は当初述べていた。

  メキシコは日量175万3000万バレルを基準として、そこから40万バレルの減産に協力するよう要請されたが、拒否したという。ナレ・ガルシア・エネルギー相は協議を離脱した直後、より高い水準から日量10万バレルの減産を2カ月間行う用意はあるとツイッター経由で声明を公表した。

  原油価格の回復に向け、10日にエネルギー相会合を開くG20諸国には、米国とカナダを含む主要産油国が最大日量500万バレルの供給削減に協力することが期待されたが、メキシコの態度硬化で不透明となった。

  トランプ米大統領は9日のホワイトハウスでの記者会見で、ロシアのプーチン大統領、サウジのサルマン国王と電話会談したことを明らかにし、「非常に良い話し合いだった。OPECと他の多くの諸国は合意に近づきつつある」と語っていた。

Brent has risen this month, but remains down about 50% this year

原題:OPEC+ Deal Conditional on Consent of Mexico: OPEC Statement

Mexico Abandons OPEC+ Talks, Threatening Saudi-Russia Deal (1)

OPEC+ Won’t Cut Oil Production Without Mexico, Delegate Says

Mexico Says It’s Ready to Cut Oil Output by Only 100K B/D

Trump Says Had ‘Very Good Call’ With Putin, King Salman on Oil(抜粋)

(OPECプラス閣僚会合の声明の内容を追加して更新します)
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