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Photographer: Gilles Sabrie/Bloomberg
cojp

封鎖解除の武漢に自動車購入の来店客続々-今後の回復に期待感

  • 自動車の繰り越し需要は強く、1日当たりの販売は封鎖前の水準に
  • 政府の販売喚起策、基調的な需要を大きく後押しできるか不透明

新型コロナウイルスの感染拡大を受けた封鎖措置が8日解除された中国湖北省武漢市で、自動車販売店に購入客が続々と押し寄せている。武漢の経験が参考になるとすれば、中国、ひいては世界の自動車ビジネスの回復ペースは急速かもしれない。

  人口1100万人の武漢市に拠点を置く企業は徐々に営業を再開している。消費を控えざるを得なかった繰り越し需要は強く、一部の自動車ディーラーは驚きを隠せない。1日当たりの販売は封鎖前の水準で推移している。

  武漢市武昌区にあるアウディ販売店で売り場を担当するチャン・チアチ氏は、車の購入が前年並みの水準に戻り、「非常に驚いている」と話す。「2カ月に及ぶ休眠後、目覚めたかのように急回復した。販売は停滞すると思っていたのに」と述べた。

Gradual Recovery

Auto sales in China have started to recover as virus's spread locally slows

Source: China Passenger Car Association

  武漢の事例を見る限り、消費者は通常の生活に戻ることに慎重かもしれないが、一部の高額品購入には前向きであることを示唆している。

  ただ、中国市場の持続回復は確実と言うには程遠く、最新の実績は低迷の反動を主に反映している。政府は自動車販売の喚起策を打ち出しているが、短期的な押し上げだけでなく、基調的な需要も大きく後押しできるかは不透明だ。

  それでも一部のメーカーは明るい兆候を見いだしている。ドイツのBMWは6日、3月の需要動向の好転は中国での「持続的な持ち直しを示唆している」と指摘。販売責任者のピーター・ノータ氏は、中国で「力強い受注があり、回復に向けた最初の兆しを目の当たりにしている」と語った。

原題:A Car Boom in Wuhan Holds Out Hope for Post-Lockdown Recovery(抜粋)

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