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【米国市況】株が反落、雇用急減で売り膨らむ-ドルと原油は上昇

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3日の米株式相場は反落。3月の雇用者数が急減し、新型コロナウイルス感染拡大の米経済への悪影響が懸念され、売りが膨らんだ。主要3株価指数は週間ベースでも下落した。一方、ドルは上昇、原油は減産期待から上げた。

  • 米国株は反落、雇用者数の急減で
  • 米国債はほぼ変わらず、10年債利回り0.61%
  • ドルは週間でも上昇、逃避目的の買い
  • NY原油は大幅続伸、協調減産に期待-懐疑論が上値限定
  • NY金先物は続伸、米雇用統計の消化でもみ合い-週間では下落

  S&P500種株価指数はここ4日間で3度目の下落。今回の雇用統計は対象期間が主に3月の早い時期で、政府による外出制限措置が幅広く影響する前に集計された。新規失業保険申請件数が過去最多に急増する中、経済の現状を反映している情報とは言い難く、投資家は金融資産の価値を判断するのに苦慮している。

  S&P500種は前日比1.5%安の2488.65。ダウ工業株30種平均は360.91ドル(1.7%)安の21052.53ドル。ナスダック総合指数は1.5%の下げ。ニューヨーク時間午後4時11分現在、米10年債利回りは1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の0.61%。

  S&P500種は週間で2.1%下落。直近安値からの3連騰で18%高となった前週の上昇基調をおおむね維持した。その前は史上最も急ピッチな30%下落を演じていた。

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  フランクリン・テンプルトンの株式責任者、スティーブン・ドーバー氏はブルームバーグテレビジョンで、「感染者と死者の数がピークに達したと考えられるまで、相場は本当の意味では回復しないだろう」と指摘。「不透明感がなくなるまで、荒い値動きが続くはずだ」と述べた。

  米国債はほぼ変わらず。株安を受けて上昇したが、米金融当局が米国債買い入れペースを来週さらに減速させる計画を発表したために上げを失った。

  ドルは週間で主要10通貨の全てに対して上昇。新型コロナの感染例が世界で100万件を突破し、雇用統計が新型コロナ拡大の米経済への深刻な影響を示唆したため、逃避先としての需要が高まった。主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は前日比0.6%高。ニューヨーク時間午後5時現在、ドルは対円で0.6%高の1ドル=108円55銭。対ユーロでは0.5%高の1ユーロ=1.0801ドル。

  ニューヨーク原油先物相場は大幅続伸。主要産油国が週明けのバーチャル会合で協調減産を決定するとの期待が広がった。ただ供給過剰を防げるほどの減産に至らないとの懐疑的な見方で、上値は限定された。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物5月限は3.02ドル(12%)高の1バレル=28.34ドルで終了。週間ベースでは32%高で、過去最大の値上がりとなった。ロンドンICEの北海ブレント6月限は前日比14%高の34.11ドル。

  ニューヨーク金先物相場は続伸。米雇用統計は市場予想より悪く、さらなる景気悪化を示唆。金市場はこれを消化しながら、前日終値を挟んでもみ合う展開となった。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月限は0.5%高の1オンス=1645.70ドルで終了。週間ベースでは0.5%下げた。

原題:Stocks Suffer Weekly Loss After Dismal Jobs Report: Markets Wrap(抜粋)

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