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ロシア、金購入を4月1日から停止-世界最大の買い手

  • 既に大量の金を保有し、さらに買い増す必要ないとの見方
  • 金相場は7年ぶりの高値付近-安全資産として投資家の需要高まる

ロシア中央銀行は30日、金の購入を4月1日から停止すると発表した。同国はこの5年間、400億ドル(約4兆3400億円)余りを投じ、金保有を積み上げてきた。

  ロシア中銀は購入停止の理由に言及していないが、アナリストらによると、ロシアは既に大量の金を保有し、さらに買い増す必要はない可能性が高い。

  また、金相場が7年ぶりの高値付近にあり、安全資産として世界の投資家からの需要が高まる状況にあって、ロシア勢が売却を目指している可能性もある。新型コロナウイルスをきっかけに金融市場で不安が広がる中で、金はここ数週間、投資先として人気が高まっている。

Russia's gold reserves have surged in recent years

ロシアの金準備がここ数年で急増

  ノルデア銀行のモスクワ在勤アナリスト、タチアナ・エフドキモワ氏は「外貨準備の規模が縮小しており、中銀には外貨準備内の金の割合を高める考えは恐らくない」と指摘した。金はロシア外貨準備の約20%を占め、これは過去の水準や他国中銀と比較すると高い。

  金相場はロンドン時間30日午後5時34分(日本時間31日午前1時34分)現在、ほぼ横ばいの1オンス=1622ドル。

  中銀は発表文で、金購入に関する今後の判断は金融市場の状況次第だと説明した。

原題:
Russia, World’s Biggest Buyer of Gold, Will Stop Purchases (1)(抜粋)

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