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中国の製造業PMI、3月は予想外の50超え-先行きに課題も

更新日時
  • 製造業PMIは52.0-過去最低だった2月の35.7から大きく持ち直し
  • 新型コロナが世界経済に打撃、中国経済にとって難題-国家統計局

中国の製造業活動を測る3月の政府の指数は前月から大幅に改善した。外需低迷による脅威が広がる中、中国経済が再始動しつつあることを示唆した。

  国家統計局が31日発表した3月の製造業購買担当者指数(PMI)は52.0。過去最低だった2月の35.7から大きく持ち直し、活動拡大・縮小の節目となる50も上回った。ブルームバーグ調査のエコノミスト予想中央値は44.8だった。3月の非製造業PMIは52.3(予想42.0)。

  中国製造業の景況感改善が示されたが、生産はなお通常からは程遠い。PMI調査は前月に比べて状況がどのようになったかと企業に尋ねるため、調査を開始した少なくとも2005年以来の大幅な落ち込みとなった2月からは状況が改善したと考えていることを示している。

Manufacturing and services both return to expansion

  中国経済は1-3月(第1四半期)に異例のマイナス成長になると引き続き見込まれている。4-6月の見通しは新型コロナウイルス拡大を封じ込め、内需がどの程度のペースで持ち直すか、そして感染者が急増する米国など外国市場の需要の強さにかかっている。

  3月の新規輸出受注指数は46.4と、前月の28.7から上昇。雇用指数は50.9と、2月の31.8から持ち直した。

  国家統計局は声明で、「製造業PMIは3月に急回復したが、企業がなお比較的大きな操業面の圧力に見舞われていることを調査は示している」と説明。2月に比べて資金繰り難や需要減少を報告する企業は増えているとも指摘し、「新型コロナ感染拡大が世界経済や貿易に深刻な打撃となり、中国経済にとっては新たな厳しい課題になる」とコメントした。

原題:China’s Factory Outlook Jumps in March as Global Threat Looms(抜粋)

(国家統計局の説明などを追加し更新します)
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