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ホワイトハウスと議会、景気対策第4弾を検討-新型コロナで

更新日時
  • 米政府、省庁からの6000億ドルの要求リスト取りまとめ-関係者
  • ペロシ下院議長、次の景気対策の内容に関して「情報収集・点検」中

ホワイトハウスと米議会民主党は新型コロナウイルス感染拡大を乗り切るため、景気対策第4弾を検討している。

  事情に詳しい複数の関係者によると、ホワイトハウスは各省庁からの合計約6000億ドル(約65兆1000億円)の要求リストを取りまとめた。提案にはモーゲージ市場や旅行業界への財政支援、州政府への追加援助などが盛り込まれている。

  ペロシ下院議長は30日、記者団に対し、民主党は現在、次の景気対策に何が求められるか「情報を集め、点検している」と発言。また、州や自治体が追加的な連邦支援を必要としており、国民への追加支給も考えられると語った。

  ペロシ議長は30日の米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)とのインタビューで、州・地方税控除の上限撤廃の可能性も示唆した。撤廃された場合はカリフォルニア州やニューヨーク州が特に影響を受ける。

  ペロシ議長が景気対策第4弾で優先されるとした項目の多くは、下院民主党が先週提示した代替的な景気対策案に盛り込まれていたが、同案はトランプ政権と交渉していた上院指導部に拒否された。

  議会では追加刺激策を求める超党派の動きが強まっている。クルーズ上院議員(共和)は30日、ブルームバーグテレビジョンに対し、「危機がかなり長く続けば、議会が再び行動する必要があることは疑いない」と語った。

  ただ、既に成立した景気対策第3弾を巡り、トランプ大統領とペロシ議長の摩擦が続いているため、第4弾の交渉に影響する恐れがある。 

原題:
White House, Congress Weigh Next Stimulus With Virus Spreading(抜粋)

(下院議長のコメントなどを追加して更新します)
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