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米犯罪件数減少、ロックダウンの思わぬ恩恵-家庭内暴力リスクは上昇

  • NYの犯罪件数、22日終了週に約25%減-ロサンゼルスなどでも減少
  • シアトルでは家庭内暴力の通報増加、自宅待機のストレスか

新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)で米人口の3分の2余りが自宅待機を命じられる中、泥棒は標的とする留守宅を見つけにくくなっている。その一方で、自宅に閉じ込められた住人らが相争うケースは増えているもようだ。米主要都市の犯罪統計でそうした状況が示された。

  ロサンゼルスでは21日まで4週間の窃盗事件がそれ以前の4週間と比べ18%減少。シカゴでは警察への通報件数がその1カ月に30%減少し、ニューヨーク市の犯罪は22日終了週に約25%減った。

Manhattan As Cuomo Orders 75% Of New Yorkers To Stay Home From Work

誰もいないニューヨークの街角(19日)

マイケル・ネーグル/ブルームバーグ

  27日時点で、少なくとも23州、17都市、1米領の計約2億1700万人が自宅待機を求められている。

California's 40 Million Residents Ordered To Stay At Home

人影まばらなサンフランシスコの街(20日)

マイケル・ショート/ブルームバーグ

  サンフランシスコでは、万引きや自転車泥棒を含む窃盗事件が3月第1-3週に前年同期比で30%減少した。

  一方、自宅待機中の人々が前例のない公衆衛生上の危機に伴うストレスに耐え、失職の不安を抱える中、家庭内のいさかいは増えている。

  シアトルの家庭内暴力の通報件数は3月第1-2週に614件と、前年同期比で22%増えた。

  ロサンゼルス在勤の弁護士リサ・ブルーム氏によれば、ここ数週間にボーイフレンドや夫から暴力を振るわれた女性から受けた相談の電話は数十件に上る。同氏は電話インタビューで、「それら全てが新型コロナ絡みだ」と語った。

原題:
U.S. Crime Drops in Lockdown, Domestic Violence Risk Climbs (1)(抜粋)

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