コンテンツにスキップする
Subscriber Only

アマリンADRが急落、「Vascepa」特許無効と米連邦地裁判断

  • ドクター・レディース、ヒクマが後発薬の販売目指す
  • Vascepaはアマリンの売上高のほぼ全てを占める

医薬品会社アマリンの米国預託証券(ADR)が30日の時間外取引で急落した。同社の高トリグリセリド血症治療薬「Vascepa」(一般名:イコサペント酸エチル)の特許について、米連邦地裁は無効との判断を下した。アマリンの売上高のほぼ全てを占める同薬のジェネリック(後発薬)発売に道を開くことになる。アマリンは上訴する方針を示した。

  ラスベガスの連邦地裁の電子ドケットに掲載された文書によると、ミランダ・ドゥ連邦地裁判事は2030年に失効する特許6件が無効だと判断した。アマリンは30日のニューヨーク市場で13.58ドルで引けたが、その後の時間外取引で一時3.92ドルと、終値を70%余り下回った。

  アマリンに訴えられたドクター・レディース・ラボラトリーズとヒクマ・ファーマシューティカルズは、魚油の一種であるVascepaの有効成分は1990年代から知られていたなどとの主張が判事に認められた。

  アマリンのジョン・セロ最高経営責任者(CEO)は発表資料で「アマリンは今回の判断に強く異議を唱え、上訴を含めあらゆる可能な対応を精力的に追求していく」と表明。上級審での判断が確定するまで後発薬メーカーによる市場参入を認めない裁判所命令を求める方針を示した。

原題:
Amarin Plunges After Vascepa Patents Are Invalidated (2)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE