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新型コロナ対策の在宅勤務、半導体メーカーには追い風

  • マイクロンの予想以上の業績、他の半導体メーカーへの楽観論に弾み
  • サムスン電子は暫定決算を来週発表、業界の先行き明確になる可能性

新型コロナウイルス感染拡大で大半のアジア新興企業の業績悪化が話題になっているが、持ちこたえている業界もある。半導体製造だ。

  新型コロナによる世界的なロックダウンとその後の生産縮小により、幅広い業界で株式が売られ、今四半期以降の業績の暗い見通しが相次いでいるものの、半導体業界は例外だ。

  マイクロン・テクノロジーは先週、調整後利益がウォール街の予想を24%上回ったと発表し、予想以上に堅調な売上高見通しを示した。これが他の半導体メーカーの先行き楽観論に弾みを付けた。主要国の人口の大部分が在宅勤務や在宅学習を行う中、オンラインサービスや電子商取引サービスが急成長しており、クラウドストレージの需要に拍車を掛け、半導体メモリー価格の回復を後押ししている。

  DBアセット・マネジメントの株式責任者イ・スンフン氏は「人々のオンラインショッピングやノート型パソコンを使ったリモート勤務が増えているため、サーバー用チップ需要が上向くのは間違いない」と指摘。「テクノロジー業界は携帯電話や家電の需要に打撃を受けていたが、新型ウイルス感染が頭打ちとなれば、半導体メーカーが他の業種よりも急速に回復する可能性をこの新たなトレンドは示唆している」と分析した。

  4月に始まる決算発表シーズンを前に投資家は1-3月(第1四半期)の業績悪化の先を見据えたい考えだ。半導体メモリー製造で世界最大手、韓国のサムスン電子が来週公表する暫定決算では、業界の先行きがより明確になりそうだ。同社株は3月に韓国総合株価指数(KOSPI)構成銘柄で最も外国人投資家からの売りを浴びた。

Micron's earnings surprise signals stabilization for Asian chipmakers

Rising DRAM prices are bound to boost chipmakers earnings

原題:
Working From Home Gives Chipmakers a Boost While Others Suffer(抜粋)

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