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【欧州市況】株上昇、製薬銘柄中心に買い-ドイツ債が上昇

30日の欧州金融市場では株が上昇した。新型コロナウイルスに関する最新動向や対応策をこなす格好で買いが入った。

  主要株価指数ストックス欧州600は1.3%上昇。製薬や石油、テクノロジー、化学セクターが買いを集めた。週初に同指数が上昇したのは3月上旬以来。先週は週間ベースで2011年来の大幅高だった。

  ユーリゾンSLJキャピタルのスティーブン・ジェン最高経営責任者(CEO)は「各国政府や中央銀行は全力を尽くしており、このリセッション(景気後退)を可能な限り短期で終わらせようとする能力や姿勢に疑いの余地はない」と発言。「株式やリスク資産はすでに底をつけた可能性があり、この先のリスクは上方向に傾いているとみている。中銀や財政当局の動きに逆らうようなポジションを建てるべきではない」と続けた。

European stocks attempt a recovery amid stimulus news

  スイスの製薬メーカー、ロシュ・ホールディングやノバルティスは特に上昇した。オランダのASMLホールディングも高い。同社は1-3月(第1四半期)の売上高見通しを下方修正し、自社株買いの中止を発表したが買いを集めた。一方、銀行株で構成される株価指数は下落した。

  欧州債市場ではドイツ債が上昇。逃避目的の買いが背景。パフォーマンスはユーロ圏の他国債を上回った。イタリア債は下落。コンテ首相がスペイン紙パイスとのインタビューで、反欧州連合(EU)の機運が高まる恐れがあると述べたことが手掛かりだった。イタリアは31日に国債を発行する。

  一時は中核国、準中核国債の10年債利回りが全てマイナス圏に低下する場面があった。この日、準中核国債のパフォーマンスは中核国債を下回った。

  イタリア債は下落。ドイツ債とのイールドスプレッドは20ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)拡大して200bpとなった。

  英国債は10年債を中心に上昇。イングランド銀行(英中央銀行)は買いオペを31日に再開する。

  ドイツ10年債利回りは3bp下げてマイナス0.5%、フランス10年債利回りは1bp下げてマイナス0.62%。イタリア10年債利回りは16bp上げて1.48%。

原題:Bunds Lead Euro-Area Gain, BTPs Drop; End-of-Day Curves, Spreads(抜粋)

European Stocks Extend Last Week’s Rally Led By Pharma Shares(抜粋)

  

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