コンテンツにスキップする
Subscriber Only

延期の東京五輪、2021年7月23日開幕に決定-IOCと合意

更新日時
A pedestrian walks past the Olympics rings in Tokyo, Japan.

A pedestrian walks past the Olympics rings in Tokyo, Japan.

Photographer: Noriko Hayashi/Bloomberg

新型コロナウイルスの影響で延期が決まった東京五輪は来年7月23日の開幕で国際オリンピック委員会(IOC)と政府、大会組織委、東京都が合意した。東京五輪・パラリンピック組織委員会の森嘉朗会長が30日夜の記者会見で明らかにした。

  30日午後6時から森会長が小池百合子東京都知事、橋本聖子五輪担当相と共にIOCのバッハ会長と電話会談をして合意した。7月開催とすることで選手選考の時間を確保すると同時に、夏休み期間を利用し交通問題の軽減を図る。また、新型コロナ感染の収束時期が不透明なことも考慮した。

  具体的な競技スケジュールは今後検討する。大きな変更は予定しておらず、同日、東京都庁で会見をした小池知事は、マラソン種目は札幌で開催される見込みだと述べた。

  会見に同席した組織委の武藤敏郎事務総長は、競技会場の打診をする中で「絶対に困る」と拒絶するところはないと述べ、引き続き交渉を続ける方針を示した。企業などのスポンサー契約は今年で失効することから延長を依頼する予定で、今のところスポンサー側からの異論はないという。資金拠出についてはいまの段階で決まっていないと話した。

  これに先立ち、組織委は30日午後に理事会を開き、延期五輪開催に向けた課題などを協議した。開催日程が決まったことで、会場の確保や追加負担の算出など準備を加速するとしていいる。

  今年7月24日に開幕予定だった東京五輪は先週、安倍晋三首相とバッハ会長が1年程度延期し、来年夏までの開催することで合意。IOC理事会が承認したことを受け、具体的な日程調整を進めていた。

(会見の情報を追加して記事を更新します)
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE