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債券は上昇、米長期金利低下で買い優勢-利回り曲線は平たん化

更新日時

債券市場は上昇。前週末の米国市場で長期金利が低下したことや、日本株の下落を受けて買いが優勢だった。期末を前にした戻り売りなどで中長期債の上値が限定的だった一方、超長期債は投資家からの買いで堅調となったことから利回り曲線はフラット(平たん)化した。

  • 新発10年債利回りは前週末比0.5ベーシスポイント(bp)低いゼロ%、一時マイナス0.005%と約2週間ぶりにマイナス圏に沈む場面も
  • 新発2年債利回りは1bp高いマイナス0.165%
  • 新発40年債利回りは3bp低い0.415%
  • 長期国債先物6月物の終値は39銭高の152円73銭。午前中に一時152円96銭まで上昇したが、午後に入り上げ幅を縮小した

市場関係者の見方

パインブリッジ・インベストメンツ債券運用部の松川忠部長

  • 米長期金利の低下で買い戻しが入った。10年債に期末前の戻り売りが出た一方で、30年債、40年債に投資家の買いも
  • 期初は例年なら益出しの売りが出るが、銀行は保有株式の減損リスクへの対応や融資部門への側面支援のため新たな利益の源泉が必要なので、売りっぱなしではないだろう
  • 政府が緊急事態宣言に踏み切った場合、経済への影響はケタ違いに大きくなる
  • 経済対策も追加され増発懸念から国債売り要因になる一方、日銀が増発された国債を買い入れる公算が大きく、需給面への影響は相殺されるのではないか
長期国債先物6月物の日中取引推移

背景

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.165%-0.125%ゼロ%0.290%0.400%0.415%
前週末比+1.0bp-2.0bp-0.5bp-0.5bp
-2.0bp
-3.0bp
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