コンテンツにスキップする

きょうの国内市況(3月27日):株式、債券、為替市場

国内市況の過去の記事はこちらです。指標はここをクリックして下さい。

●株は期末の買い、週間で記録的上昇

(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい)

  年度末が近づき、期末要因の動きが出た。東京株式市場では期末配当などを意識した買いが入り、取引終盤に大きく上げた。  

  • TOPIXの終値は前日比60.17ポイント(4.3%)高の1459.49
  • 日経平均株価は724円83銭(3.9%)高の1万9389円43銭
  • 外国為替市場はドル安・円高-ドル・円相場は一時108円24銭と19日以来のドル安
  • 長期国債先物は反落、長期金利は横ばいの0.005%

  TOPIX(東証株価指数)は4%超の上昇となった。27日は年度内受け渡しの最終売買日だったため、取引終盤には期末配当の再投資を意識した買いも入りやすく、高値引けとなった。週間での上昇率は日経平均株価が17.1%、TOPIXは13.7%。2指数ともブルームバーグデータで確認できた1990年以降で最大の上げになった。

  りそな銀行信託財産運用部の黒瀬浩一チーフ・ストラテジストは米景気対策について、新型コロナによる影響は究極的には経済的損失を政策でどの程度補うかで決まるとし、相場の流れは変わったとみる。「米国内総生産(GDP)が2%成長想定からことしマイナス5%成長へ落ち込んだとしても、GDP10%に相当する今回の刺激策はそれを打ち消すだけの十分な額だ」と指摘した。

●中期債が下落、海外投資家の需要縮小に警戒感ー長期金利は横ばい

(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい)

  債券市場では中期債が下落。ドル・円ベーシスのマイナス幅縮小を受けて、海外投資家にとって短中期ゾーンの日本国債への投資妙味が薄れるとの見方から売りが優勢だった。日本銀行が実施した国債買い入れオペで、残存期間1年超3年以下で売り圧力の強まりが示されたことも重しとなった。

  • 新発2年債利回りは一時前日比7.5ベーシスポイント(bp)高いマイナス0.17%と、19日以来の高水準
  • 新発10年債利回りは横ばいの0.005%、一時ゼロ%に低下
  • 長期国債先物6月物の終値は27銭安の152円34銭。一時は152円27銭まで下落

市場関係者の見方

SBI証券の道家映二チーフ債券ストラテジスト

  • 国庫短期証券3カ月物の弱い入札結果を見てもドル・円ベーシスの急激なマイナス幅縮小で海外投資家の需要が落ちており、中期ゾーンの圧迫要因になった
  • 一方、10年債はプラス利回りでの需要はあるが、ゼロ%に近づくと買いは続かない
  • 大荒れの相場環境下でリスク管理の観点から積み上げられたポジションを決算期末前に調整する動きが中心で、他市場とは分断された債券市場特有の動きになっている

日銀オペ

  • 対象は残存1年超5年以下と、5年超10年以下
  • 買い入れ額は1-3年が4200億円、3-5年が3400億円、5-10年が3500億円
  • 応札倍率は1-3年が2.55倍と18日オペの1.74倍から上昇し、売り圧力の強まりが示された
  • 3-5年は2.31倍(18日2.5倍)、5-10年は2.67倍(同2.26倍)

●ドル・円下落、年度末フローや首都封鎖リスク警戒で一時108円台前半

(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい)

 東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=108円台へ下落。ドル需給のひっ迫が和らぐ中、年度末に向け国内勢の円買いが優勢。国内での新型コロナウイルス感染拡大で、首都封鎖(ロックダウン)などを警戒したリスク回避の動きも指摘された。

ハイライト
  • ドル・円は午後3時43分現在、前日比0.9%安の108円64銭。早朝に付けた109円69銭から一時は108円24銭まで下落し、19日以来の安値を更新
  • 円は主要通貨に対して全面高
  • ユーロ・円は0.8%安の1ユーロ=119円92銭

クレディ・アグリコル銀行の斎藤裕司外国為替部長:

  • ドル需要一服で、リスクオフはこれまで通り円買いが強く出やすい
  • 季節要因による円転需要や週明けの首都ロックダウン警戒もあって円買いが入りやすい
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE