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成田空港で検疫ミス、米国からの入国者に待機要請せず-厚労省

  • シカゴ発の全日空便、時差の計算間違えて検疫強化対象外と誤認
  • 「あってはならないこと」再発防止徹底すると加藤厚労相

成田空港検疫所が入国制限中の米国シカゴから成田空港に到着した全日空の航空機の乗員16名、乗客112名に対する検疫強化を怠り、通常の検査で通過させていたことが分かった。厚生労働省が27日、発表した。

  政府は26日午前0時から米国全域からの入国者に対して、14日間の待機や公共交通機関の利用禁止を求める検疫強化を実施。このシカゴ便は、米現地時間25日午前11時発(日本時間26日午前1時)と検疫強化対象だったにもかかわらず、時差計算ミスにより、対象外と誤認していたという。

  同検疫所は、航空会社から乗客名簿を取り寄せ、乗り継ぎ客36人を除いた乗員乗客に対し14日間の待機や公共交通機関の利用しないよう要請し、質問票や健康カードへの記入を依頼するとしている。

  加藤勝信厚労相は27日の閣議後会見で、「誠に遺憾。あってはならないことだった」とし、再発防止を「徹底してきたい」と述べた。会見の模様はNHKウェブが放送した。

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