コンテンツにスキップする

米政府の大型景気対策は不十分、新型コロナ感染深刻な州の知事ら表明

  • 対策費や歳入減に直面し一層の支援が必要-クオモNY州知事
  • 次の刺激策で追加支援を再び要求へ-知事協会会長

米連邦政府による史上最大の景気刺激策でも新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)で財政に前例のない圧力を受ける州や地域には不十分だと、知事らが不満を表明している。

  ホワイトハウスと民主党上院は25日未明、2兆ドル(約222兆円)の包括的景気対策法案で合意に達した。

  上院歳出委員会によると、同法案では州および地方自治体向けの緊急資金として約2750億ドルを確保。そのうち病院向けは1000億ドル、災害救援基金は450億ドル、交通システムには250億ドルを配分する。州向けの1500億ドルの新型コロナ基金も見込まれる。

  全米知事協会会長を務めるホーガン・メリーランド州知事(共和)は25日の記者会見で「われわれは依然、この危機の最前線に立つ州に対する連邦政府からの直接的支援をさらに多く必要としている」と主張。「われわれは次の刺激策で、州・地方政府の危機対応を支援するための追加予算を再び要求する」と述べた。

  米国の新型コロナ感染拡大の中心となっているニューヨーク州のクオモ知事は合意を不十分だと批判。ニュージャージー州のマーフィー知事は包括的景気対策を前向きな進展だと評価した上で、感染者数が2番目に多い同州が追加支援を必要とする公算は大きいと語った。感染者数で全米3番目、カリフォルニア州のニューサム知事は、連邦政府による対策拡大の必要性を確信すると述べた。これら知事3人は全て民主党員。

  クオモ知事によると、ニューヨーク州の新型コロナ対策費は既に10億ドルに達し、現在150億ドルの歳入減に直面しているという。

NY Governor Andrew Cuomo Holds Daily Briefing At Javits Center

NY州のクオモ知事(3月24日)

原題:
Governors Say Massive Federal Stimulus Deal Falls Short(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE