, コンテンツにスキップする
Subscriber Only

債券は続伸、FRBの経済支援第2弾と米金利低下を好感

更新日時

債券相場は続伸。米連邦準備制度理事会(FRB)が借り入れコスト抑制のため債券購入額を無制限とするなど大型経済支援策の第2弾を発表したことや、米長期金利が低下したことを受けて買いが優勢となった。

  • 長期国債先物6月物の終値は前日比88銭高の152円00銭。取引終了にかけて上げ幅を拡大し、一時152円10銭まで上昇
  • 新発10年債利回りは3ベーシスポイント(bp)低い0.035%、一時0.02%まで低下

市場関係者の見方

みずほ証券の松崎涼祐マーケットアナリスト

  • 米長期金利の低下を反映して日本の国債利回りも低下しており、無難な取引となっている
  • 一部で日銀の臨時オペを予想する向きもあったが、流動性供給入札があったので見送られた
  • FRBの経済支援策第2弾で米長期金利の上昇リスクは限定的となり、むしろ低下の可能性もあるので国内金利に影響も

三菱UFJモルガン・スタンレー証券の六車治美シニアマーケットエコノミスト

  • 債券市場はだいぶ落ち着いてきた
  • 日銀が市場仲介者として全面的に乗り出しており、市場のゆがみが多少ほぐれる方向に
  • 投資家は年度末で今は動けないが、新年度以降は買いたい投資家が多いはず
  • 米経済は当面マイナス成長は必至で、FRBが事実上の無制限の国債買い入れに乗り出しており、世界的に金利が上がる要素はない
長期国債先物6月物の日中取引推移

背景

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.235%-0.115%0.035%0.305%0.430%0.440%
前日比-2.5bp-4.0bp-3.0bp-1.0bp-0.5bp横ばい
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE