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Photographer: Bloomberg/Bloomberg
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FRB、経済支援策の第2弾発表-国債とMBSを必要なだけ購入

更新日時
  • 無制限に債券を購入へ、借り入れコスト抑制で
  • 新プログラム創設、企業や地方自治体を直接支援
The people’s bank?
Photographer: Bloomberg/Bloomberg

米連邦準備制度理事会(FRB)は23日、大型経済支援策の第2弾を発表した。借り入れコスト抑制のために債券を無制限で購入するほか、企業や州政府、地方自治体に確実に信用のフローが行き渡るためのプログラム創設などの対策が盛り込まれている。

  声明によると、FRBは米国債に加え、政府支援機関(GSE)保証付きの住宅ローン担保証券(MBS)を購入する。購入額については「円滑な市場機能を支え、広範にわたる金融環境と経済に対し金融政策を効果的に伝達することを支援する上で必要な額」とした。GSE保証付き商業用不動産担保証券(CMBS)も購入する。FRBは先週、米国債を少なくとも5000億ドル(約55兆5000億円)、GSE保証付きMBSの保有を2000億ドルそれぞれ増やすと表明した。 

  新たな経済対策は多くが雇用主や家計、市や州を直接支援することを目的としている。

Swings in U.S. Treasury market biggest since the financial crisis

  FRBは「新たなプログラムを創設することによって、雇用主や消費者、企業への信用の流れ」を支援すると指摘、「一連のプログラムを合わせると最大3000億ドルの資金を新たに供給することになる」と説明した。

  このほか声明によれば、大手企業を支援する目的で、社債発行やローンによる資金調達のための「プライマリーマーケット・コーポレートクレジットファシリティー(PMCCF)」と、既発社債に流動性を供給する「セカンダリーマーケット・コーポレートクレジットファシリティー(SMCCF)」を新設。

  また、学生ローンや自動車ローン、クレジットカードローン、中小企業局(SBA)保証付きローンなどを担保とする資産担保証券(ABS)の発行を可能にする「タームABSローン・ファシリティー(TALF)」も新たに整備する。

  さらに、先に創設したマネーマーケット・ミューチュアル・ファンド流動性ファシリティー(MMLF)を拡充し、地方自治体の変動金利要求証券(VRDN)など一段と広範囲な証券を含める。

  コマーシャルペーパー資金調達ファシリティー(CPFF)についても、高格付けの地方債も対象に含め拡充する。

原題:Fed Signals Unlimited QE, Adds Aid for Companies, MunicipalitiesFed Unleashes Unprecedented Measures to Shore Up Reeling Economy(抜粋)

(5段落目以降に新設プログラムの詳細などを加え更新します)
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