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レムデシビル承認へすさまじい圧力、米大統領発言が示す-パイパー

ギリアド・サイエンシズの抗ウイルス治験薬レムデシビルに関するトランプ米大統領の発言は、同薬を「新型コロナウイルス感染症(COVID19)向けに数日以内に承認するよう求めるすさまじい圧力」を示していると、パイパー・サンドラーのアナリストのタイラー・バンビューレン氏は指摘した。

  バンビューレン氏は「ギリアドには現時点で患者数万人分を提供する能力があり、数百万人分の能力に向かう方向にある」とリポートで分析。COVID19の拡散が毎年繰り返されれば、レムデシビルは「世界全体で数十億ドル規模の機会になるかもしれない」と指摘した。

  同氏はギリアドの投資判断を「中立」から「オーバーウエート」に引き上げ、目標株価も70ドルから90ドルとウォール街のアナリストの中で最も高い水準に引き上げた。

  トランプ大統領は19日、抗マラリア薬クロロキンについても高く評価した。

  レイモンド・ジェームズのアナリスト、スティーブン・シードハウス氏は従来の抗マラリア薬の有効性が示されれば、国民の安心感につながる可能性があると指摘。「有効であることが分かり、4月半ばまでに広く利用可能になれば、われわれはメモリアルデー(戦没者追悼記念日=2020年は5月25日)までに危機を脱すると考えられる」と述べた。

原題:
Gilead’s Likely Remdesivir Approval Prompts Piper Upgrade(抜粋)

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