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河野防衛相:北朝鮮がミサイル2発発射、EEZ外に落下

更新日時
  • 北朝鮮西部から2発の短距離弾道ミサイル、スカッドより低い高度
  • 北朝鮮でも新型コロナ拡大、体制引き締めで発射の可能性も-防衛相

河野太郎防衛相は21日、北朝鮮から弾道ミサイルが発射され、排他的経済水域(EEZ)外に落下したことを明らかにした。

  河野防衛相は記者団に対し、同日午前6時45分から50分ごろにかけて北朝鮮西部の平安北道からおよそ東の方向に向けて少なくとも2発の単距離弾道ミサイルが発射されたと述べた。高度は北朝鮮が保有するスカッドミサイルより低く、飛距離は300キロメートルから400キロメートルとみているという。

  安倍晋三首相は事態を受け、情報収集や分析に全力を挙げて国民に対して迅速・的確な情報提供を行うことや航空機、船舶などの安全確認を徹底すること、不測の事態に備えて万全の態勢を取ることなどについての指示を出した。

  河野防衛相は北朝鮮でも新型コロナウイルスの感染が拡大しているとの報道もある中、体制の引き締めのためにミサイル発射を利用している可能性もあるとして情勢分析を進める考えを示した。

  一方、朝鮮中央通信(KCNA)はこれに先立って、金正恩朝鮮労働党委員長が20日に、西部戦線大連合部隊の砲射撃対抗競技を現地指導し、満足していたと伝えていた。KCNAはまた、北朝鮮が4月10日に最高人民会議(国会に相当)を開催すると報じた。議題などには触れていない。

(河野防衛相のコメントなどを追加して更新します)
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