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きょうの国内市況(3月19日):株式、債券、為替市場

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●中央銀行と不安心理が激突-日経平均下落、不動産投信19%急落

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  主要国の中央銀行が次々と打ち出す金融政策と投資家のリスク回避がぶつかった。欧州中央銀行(ECB)が日本時間19日朝、新型コロナウイルスに対応するために新たな金融政策を発表。日銀も積極的な資金供給をしたが、取引開始直後に2%以上値上がりした日経平均株価は失速して下落した。期末要因の売りも出て、不動産投資信託の値動きを反映した東証REIT指数は19%下落した。

  • TOPIXの終値は前日比12.38ポイント(1%)高の1283.22
  • 日経平均株価は同173円72銭(1%)安の1万6552円83銭

ニッセイ基礎研究所の井出真吾チーフ株式ストラテジストは、世界の金融政策に出尽くし感が出ているとみる。現金化が世界で進んでいるため、「金融の目詰まりで信用収縮リスクを意識し始める可能性がある」と話した。

●債券は大幅続落、欧米金利上昇や換金売り圧力でー日銀は臨時オペ実施

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  債券相場は大幅続落。長期金利が約1年4カ月ぶりの水準に上昇した。新型コロナウイルス対策による財政支出拡大を警戒して欧米の長期金利が上昇したことに加え、金融市場の不安定化を受けて資産を換金する売り圧力が掛かった。日本銀行は午前と午後に臨時の国債買い入れオペを実施した。

  • 長期国債先物6月物の終値は前日比1円04銭安の150円71銭。一時150円61銭と、中心限月で2018年11月以来の安値。午前の臨時オペ通知後には一時上昇も
  • 新発10年債利回りは一時4.5ベーシスポイント(bp)高い0.095%と、18年11月以来の高水準
  • 新発5年債利回りは一時3.5bp上昇のマイナス0.04%と、17年7月以来の水準

SMBC日興証券の 竹山聡一金利ストラテジスト

  • 決算が近いのもあり換金売りが出ており、市場の流動性が低下している影響が大きい
  • ボラティリティーが高く、米国債の動きを見ていてもポジションを取りづらい。現金が最も良いということになる
  • 株価も下がっており、債券を持ちきれない投資家が多いのかもしれない
  • 超長期のスワップレートが上昇している影響もある。これまで多かった固定金利の受けがアンワインドされている

臨時オペ

  • 日銀は臨時の国債買い入れオペを実施。午前10時10分に総額1兆円、午後1時20分に3000億円
  • 午前は残存期間1年超3年以下で2000億円、3年超5年以下で3000億円、5年超10年以下で4000億円、10年超25年以下で1000億円。午後は残存5ー10年で3000億円

●ドル・円が一時109円台、危機時のドル買い続く-各国中銀の対応相次ぐ

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  東京外国為替市場ではドル・円相場が一時1ドル=109円台へ上昇。新型コロナウイルスの感染拡大を背景に金融市場の動揺が続く中、各国中央銀行が矢継ぎ早に対応策を発表したものの、ドルを確保する動きが続いた。欧州中央銀行(ECB)はパンデミック対応の資産購入プログラムを発表。米連邦準備制度理事会(FRB)は、マネーマーケット・ミューチュアル・ファンド(MMMF)の支援プログラムの開始を打ち出した。

  • ドル・円は午後3時50分現在、前日比0.5%高の108円57銭で、一時109円55銭と2月28日以来の水準まで上昇
  • ユーロ・ドルは0.2%高の1ユーロ=1.0938ドル。資産購入プログラム発表後には一時1.0981ドルと0.6%上昇
  • ブルームバーグ・ドルスポット指数は0.3%上昇
  • オーストラリアドルは対ドルで一時4.6%安の1豪ドル=0.5510ドルと2002年以来の安値へ急落

大和証券投資情報部の石月幸雄シニア為替ストラテジスト

  • 今は手元資金でドルを持っておきたいという心理が非常に強い。ドルの奪い合いという感じで、ドル全面高の地合いの中でドル・円もどちらかというと円安方向に行きやすい
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE