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米連邦準備制度、MMMF支援で緊急プログラム開始

更新日時
  • MMMF流動性ファシリティーを導入、解約請求への対応で支援
  • 08年の世界金融危機時に設立された制度を踏襲

新型コロナウイルス感染拡大による金融システムの動揺が続く中、米連邦準備制度理事会(FRB)は18日遅く、マネーマーケット・ミューチュアル・ファンド(MMMF)を支援するプログラムを開始すると発表した。

  FRBの緊急権限に基づき導入されたMMMF流動性ファシリティー(MMLF)は、2008年の世界金融危機時に設立された制度を踏襲する。米財務省は100億ドル(約1兆900億円)の信用保護を提供する。

  ブルームバーグ・ニュースが入手した文書によると、米財務省は18日早くに、新型コロナ対応の景気刺激策の一環として、公的資金でMMMFを一時的に保証することを提案していた。

  FRBは声明で、「マネーマーケット・ファンドは家計や企業などにとって一般的な投資ツールだ」と位置付けた上で、「MMLFは家計やその他投資家による解約請求への対応でマネーマーケット・ファンドを支援し、全体的な市場機能と広範な経済への信用供与を強化する」と説明した。

  米国では家計や企業などは短期的な資金ニーズに備えて資金を待機させる際にMMMFを利用しているが、ここにきて投資家が現金化を急いでおり、MMMFに圧力がかかっている。世界的な金融危機時にもMMMFの解約が殺到しクレジット市場の機能がまひ状態に陥ったことから、同様の支援策が講じられていた。

原題:Fed Starts Emergency Program to Aid Money Market Mutual Funds (抜粋)

(FRBの声明などを追加して更新します)
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