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ピーク終わったと主張する中国-専門家はウイルス流行「第2波」警戒

  • 懸念されるのは中国が大規模隔離などの措置を終えた後
  • パンデミック封じ込めはワクチン得るか人口の大半への感染後か

中国の新型コロナウイルス感染ペースが鈍化し、近く増加が止まる可能性がある。しかし、多くの死者を出しているウイルスを中国が打ち負かしたとの兆候は、一時的な気休めにすぎないかもしれない。

  中国の国家衛生健康委員会は19日、湖北省武漢市が18日に報告した新たな感染者数はゼロだったと発表した。ウイルス流行の中心地は、感染が始まった中国から欧州に移っている。

  ロンドン大学衛生熱帯医学大学院のデービッド・ヘイマン教授は、人口6000万人の湖北省での大規模隔離など中国の対応は、同省外への拡散阻止に成功したと指摘した上で、「懸念されるのは、そうした措置を終えた後に何が起こるかだ」と語った。

TOPSHOT-CHINA-HEALTH-VIRUS

武漢の病院、退院する患者を見送る(3月16日)

写真家:ゲッティイメージズのAFP

  シドニーにあるニューサウスウェールズ大学でバイオセキュリティーについて研究しているライナ・マッキンタイヤー教授は、公式発表の何倍もの感染者がいたとしても、ウイルス流行「第1波」での感染者数は人口の1%にも届かず、「大半の中国国民がまだ感染する可能性がある」と述べ、「パンデミック(世界的大流行)は、ワクチンができるか人口の大半が感染するまで封じ込められることはない」との見方を示した。

Spread of Coronavirus Has Slowed in Asia

Europe, U.S. seeking ways to reduce increase in infections

Sources: World Health Organization, NHC and Bloomberg reporting as of March 17, 2020 18:00 GMT

Note: WHO reporting began on Jan. 21. Chart shows only the first 30 days with more than 100 cases for each area.

  感染拡大のピークは終わったというのが中国の公式見解だが、中国医学科学院北京協和医学院の王辰校長は13日の新華社通信とのインタビューで、「新型コロナが最終的に消えるのか、インフルエンザのように断続的に流行するのか、あるいはB型肝炎のように免疫力の弱い人々の体内で生き続け他の人々に広がるのか、誰にも分からない」と述べた。

原題:As China’s Virus Cases Reach Zero, Experts Warn of Second Wave(抜粋)

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