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トヨタなど自動車各社、北米でも工場停止-新型コロナ感染拡大で

  • トヨタは北米の工場を2日間停止、従業員の安全確保と需要減へ対応
  • 新型コロナの世界的感染拡大で欧米の自動車工場では停止が相次ぐ

新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受けて、トヨタ自動車ホンダ日産自動車など日本勢を含めた自動車各社は、北米でも工場の操業を休止すると相次いで発表した。

  トヨタは18日、米国、メキシコ、カナダを含めた北米の工場を23日から2日間停止すると発表。従業員の安全確保と感染拡大によって見込まれる需要減に対応するための措置だという。ホンダも同日、北米の工場で生産を23日から6日間停止する計画で、日産は米国の工場を20日から4月6日まで休止するとした。

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トヨタ自動車などは北米でも工場を停止へ

event: the consumer electronics show. Photographer: Bridget Bennett/Bloomberg

  感染が急速に拡大する欧州ではイタリアやスペインなどで自動車各社が工場の停止を相次いで発表し、米国ではゼネラル・モーターズなど大手3社が国内の全工場を休止する方針を示した。

  ブルームバーグ・インテリジェンスの吉田達生シニアアナリストは、「停止が一週間程度の短期であれば、生産ロスは数カ月内に挽回可能」とする一方、月単位の停止に発展した場合は生産減少という要因以上に「社会不安、経済大幅減速といった大ごとになるので、影響は甚大」との見方を示した。

  ゴールドマン・サックス証券の湯沢康太アナリストらは18日付のリポートで、円高や生産停止による販売台数減少といった影響を挙げ、日系自動車メーカー7社合計の2021年3月期の営業利益予想を約4000億円引き下げ、3兆6000億円とした。また、中国の生産停止から再開までの道のりを前例に日系自動車メーカーの欧州生産台数予想を20年3月期と21年3月期の合計で約20万台引き下げた。

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