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英政府も「戦時政府」対応-43兆円の企業向け信用枠創設、GDP15%相当

  • 新たな貸付制度を英銀と共同で新設し200億ポンドの助成金と減税も
  • 小売店やレストランは固定資産税に当たるビジネスレートを今年免除
A pedestrian wearing a face mask walks along Westminster Bridge in front of the Houses of Parliament in London on March 12, 2020. 

A pedestrian wearing a face mask walks along Westminster Bridge in front of the Houses of Parliament in London on March 12, 2020. 

Photographer: ISABEL INFANTES/AFP

英政府は17日、新型コロナウイルス感染拡大の打撃に苦しむ企業を支援するため、国内総生産(GDP)の15%に相当する総額3300億ポンド(約43兆円)の政府保証付き融資枠を設定すると発表した。

  住宅ローンの支払いや航空、小売り、ホスピタリティー業界への支援を目指す大型経済対策には、200億ポンド相当の助成金と減税も含まれ、総額3500億ポンドと「過去例を見ない」規模になる。融資枠は必要なら増額される。

  ジョンソン首相はロンドンで記者会見し、「われわれは戦時政府のように行動し、英国経済を支えるため何でも行う必要がある」と訴えた。

  スナク英財務相は、賃貸料やサプライヤーへの支払いで必要な現金を「どの企業」も確保できるようになると説明。さらに支援が必要な場合は「一段と踏み込む」と述べ、「何でも実行する」と強調した。

  大企業向けの貸付制度は、イングランド銀行(英中央銀行)と共同で新設し、企業からコマーシャルペーパー(CP)を買い入れて資金を供給する。新型コロナ感染拡大の影響を被る住宅ローンの借り手の支払いも3カ月停止し、小売店やレストランは日本の固定資産税に相当するビジネスレートを今年は免除する。

  

    原題:UK’s Sunak: GBP330 Billion Guaranteed Loans to Be Made Available

    U.K. Releases ‘Wartime’ Funding to Save Economy from Virus (3)

    BOE Will Buy Commercial Paper to Support Firms Hurt By Virus(抜粋)

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