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トヨタ、フランスとポルトガルで生産停止に-新型コロナ感染拡大

更新日時
  • フィリピンの工場も4月中旬まで稼働を停止-天津工場は1直体制に
  • 欧州での感染拡大はPSA、VW、フィアットの生産にも影響

トヨタ自動車は17日、新型コロナウイルスの感染が欧州で拡大していることを受けて、フランスとポルトガルの自動車工場で生産を約2週間停止することを明らかにした。

Opening Day Of The 88th Geneva International Motor Show

ジュネーブ・モーターショーのトヨタブース(2018年3月)

Photographer: Stefan Wermuth/Bloomberg

  トヨタの広報担当の高健介氏によると、ポルトガルの地方政府の方針に沿って、同国の工場を16日から27日まで停止する。さらにフランス政府の方針に基づき、同国にある工場を18日から31日まで停止するとしている。

  トヨタのウェブサイトによると、ポルトガルの工場ではSUV「ランドクルーザー」を、フランス工場ではコンパクトカー「ヤリス」を生産している。

  世界保健機関(WHO)は先週、新型コロナウイルスはパンデミック(世界的な大流行)となったと宣言。その後、イタリアなど欧州各国での感染拡大を受け、WHOのテドロス事務局長は欧州は流行の中心地になったとの認識を示していた。

  感染拡大が続く中、自動車ブランド「プジョー」を持つグループPSAが欧州の生産拠点を今週順次停止すると発表したほか、独フォルクスワーゲンやフィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)も生産を減らしている。

  新型コロナの影響は欧州外にも及んでいる。トヨタの電子メールでの発表によると、同社のフィリピン工場は17日から4月中旬まで稼働を停止。さらに中国の天津工場では本来は日中と夜間の2勤務体制のところを日中だけの生産に限定しているという。

(背景を追加して更新します)
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