コンテンツにスキップする
Subscriber Only

モルガンSの弱気派シーツ氏姿勢転換-あらゆる資産が買い時との見方

  • モルガンSのストラテジストは米株に対する慎重なポジション終了
  • シーツ氏は割高な資産バリュエーションなどに警鐘を鳴らしていた

市場が絶望に沈む中、ウォール街で最も揺るぎない弱気派の1人が強気なアドバイスを行っている。

  シカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティー指数、VIXが米株市場の不安感のピークを示唆する中、モルガン・スタンレーのクロスアセット責任者アンドルー・シーツ氏は、今は少し買いを入れる時期だとの見方を示した。

  米金融当局の新たな刺激策を受け、流動性のある株式からクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)、政府機関保証の住宅ローン担保証券(MBS)に至るまで、あらゆる資産の魅力が高まっているように見えると同氏は述べた。

  シーツ氏はインタビューで「価格が重要だ」と指摘。「われわれは懸命に押し目買いを避けようとしていたが、米金融当局から追加支援を受けたことで、現在はたとえ一時的ではあってもリスクリワードが改善したと思われる水準になっている」と語った。

  シーツ氏は世界経済が難局に向かっていることを認めたが、高騰していた株価が史上最速の相場調整によって現実的な水準に下がったと指摘。モルガン・スタンレーのストラテジストらは、米株に対する慎重なポジションを終了したほか、米クレジット商品に対しても徐々に同じことを行っていると15日発表のリポートで説明した。

  シーツ氏は長年にわたり、割高な資産バリュエーション、脆弱(ぜいじゃく)なビジネスサイクル、投資家の油断に対して警鐘を鳴らしてきた。

原題:
Morgan Stanley Bear Andrew Sheets Now Sees Bargains Stacking Up(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE