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ダリオ氏のブリッジウォーター、欧州株に約1.5兆円のショート構築

  • 新型コロナウイルス感染拡大の中、SAPに10億ドルのショート
  • ファンド「ピュア・アルファII」は年初からマイナス約20%

資産家レイ・ダリオ氏が率いる世界最大のヘッジファンド会社ブリッジウォーター・アソシエーツは、欧州株に140億ドル(約1兆4900億円)規模のショートポジションを構築した。新型コロナウイルスの感染が拡大する中で、欧州株が下げ続けるとみる取引だ。

  今月9日から12日の開示資料をブルームバーグがまとめたところによると、ブリッジウォーターはソフトウエア会社SAPに10億ドル、オランダの半導体製造装置メーカー、ASMLホールディングに7億1500万ドルをショートするなど、欧州諸国の企業に対するショートポジションを構築していた。

  下落する株についてのアウトライト取引なのか、同社の広範なヘッジ戦略の一部なのかは明らかでない。ブリッジウォーターは2018年も欧州株に対して同様の戦略をとっていた。

  ブリッジウォーターの広報担当者は「特定のポジションについてコメントはしない」としつつ、「一時期の一部のポジションを取り上げ、全体の戦略を見定めようとするのは間違いだろう」と指摘した。

  同社のファンド「ピュア・アルファII」は市場の読みが外れ、月初から12日までのリターンがおおよそマイナス13%と振るわず、年初からの成績をマイナス約20%に落としている。

原題:Bridgewater Makes $14 Billion Short Against European Stocks (1)(抜粋)

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