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Photographer: Qilai Shen/Bloomberg
cojp

中国の生産や小売売上高、1~2月は歴史的落ち込み-新型肺炎で

更新日時
  • 工業生産は13.5%減、小売売上高20.5%減-固定資産投資24.5%減少
  • 新型コロナは外需などに打撃、中国製造業に跳ね返る-ING銀

中国の1-2月の経済活動は予想を上回る落ち込みとなった。新型コロナウイルスの感染拡大で全国の工場や小売店、飲食店が休業を余儀なくされたことが響いた。

  国家統計局が16日発表した1-2月の工業生産は前年同期比13.5%減。市場予想中央値は3%減少だった。小売売上高は同20.5%減、予想は4%減だった。

  1-2月の都市部固定資産投資は前年同期比24.5%減少。2%減が見込まれていた。失業率は6.2%に上昇し、記録上最悪となった。

  1-3月(第1四半期)の国内総生産(GDP)は前年同期比でマイナスとなることがほぼ確実。実際にそうなれば1989年までの比較可能なデータで初めてとなる。

Economic activity shrinks in the first two months of 2020

  ING銀行のアイリス・パン氏(香港在勤)は新型コロナによる影響について、「製造業から消費まで中国経済はストップすることになった」と指摘。「感染がほぼ至るところに広がっており、外需や世界のサプライチェーンが3、4両月に打撃を受け、中国の製造業や輸出業者に跳ね返ってくるだろう」とコメントした。

  3月に入り中国国内の企業や個人が業務に復帰しつつある兆しが広がっているが、中国経済はまだ正常には戻っていない。

  オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)の中国担当チーフエコノミスト、楊宇霆氏(香港在勤)は「中国は底入れしつつあるが、V字回復とはならないだろう」と話した。

HSBCホールディングスの大中華圏担当エコノミスト、ジュリア・ワン氏が中国経済の状況について語る

Markets: Asia.” (Source: Bloomberg)

原題:China’s Manufacturing, Retail, Investment Suffer Historic Slump(抜粋)

(市場関係者のコメントなどを追加し更新します)
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