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債券は下落、日銀決定は織り込み済み-マイナス金利深掘りは見送り

更新日時

債券相場は下落。日本銀行が臨時の金融政策決定会合で、指数連動型投資信託(ETF)買い入れ強化などを決定したことは織り込み済みで、マイナス金利深掘りや量的緩和拡大が見送られたことが重しとなった。

  • 長期国債先物6月物の終値は前週末比40銭安の152円88銭、日銀臨時会合の結果発表前にプラスに浮上したが、結果発表を受けて下げに転じた
  • 新発10年債利回りは2ベーシスポイント(bp)高い0.01%と2カ月ぶり高水準。会合結果発表前にはマイナス0.015%まで低下場面も

市場関係者の見方

  • 森田長太郎チーフ金利ストラテジスト
    • 日銀はマイナス金利深掘りや量的緩和拡大を見送り冷静な判断をした
    • 会合時間がやや長引いたことで、マイナス金利深掘りや量的緩和の拡大など一部で思惑が出て債券先物が買われたので、発表後はそれがはく落
    • 一連の対策で今夜の米国市場が冷静に判断するかどうかが最大の注目
  • 大和証券の岩下真理チーフマーケットエコノミスト
    • 一部で観測が出ていたマイナス金利深掘りはしないという意思表示は明確にされた
    • 円高になっていないことも見送りの背景にあっただろう
    • マイナス金利深堀りは手段として残した可能性はある
長期国債先物6月物の日中取引推移

背景

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.210%-0.115%+0.005%0.285%0.330%0.300%
前週末比ー0.5bp+1.5bp+1.5bp横ばい+1.0bp-1.0bp
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