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米上院議員らが日本に圧力、日産元代表取締役のケリー被告の処遇巡り

米上院議員3人は10日、日本政府に対し、金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)の罪で起訴された米国人に対する公正な裁判を保証するよう求めた。

  ミシシッピ州選出のロジャー・ウィッカー議員とテネシー州選出のラマー・アレクザンダー、マーシャ・ブラックバーン両議員は、政治情報サイトのリアル・クリア・ポリティクスに掲載された論評で、日産自動車元代表取締役グレッグ・ケリー被告に対する日本当局による処遇を批判した。同被告は一時独房に入れられ、保釈後も出国できず公判待ちの状況にある。

  3議員は論評で、「彼の苦境は、日本で働くことを考える米国人にとっての教訓であり、外国人幹部が日本の法制度の下で快適に働くことができるのか深刻な疑問を提起するものだ」と指摘。「米国人やその他の外国人幹部が日本で公平に扱われることに疑念が生じれば、世界で最も重要な二国間関係は危険にさらされる」と主張した。

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グレッグ・ケリー被告(2019年)

撮影者:野木一宏/ AFP via Getty Images

  3議員らは日産が自動車組立工場を有する2つ州で選出された上院議員。テネシー州は日産の北米本社の拠点でもある。米国務省の報道官に取材を試みたが、すぐに返答はなかった。

原題:U.S. Senators Pressure Japan Over Ex-Nissan Director’s Detention(抜粋)

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