, コンテンツにスキップする
SUBSCRIBER ONLY
Photographer: Paul Yeung/Bloomberg
cojp

中国の不動産会社100社余りが破産-新型コロナで苦境深まる

  • 感染地域封鎖で中小の住宅建設会社はぎりぎりの状況に
  • 中小の不動産会社は「誰も望まない選択肢を迫られるだろう」

新型コロナウイルスの感染拡大で中国の不動産セクターが一段と大きく揺れている。資金不足で廃業を迫られる経営難の不動産開発会社も出てきた。  

  人口世界一の中国では感染地域の封鎖が3カ月目に入り、中小の住宅建設会社はぎりぎりの状況に追い込まれている。コストを賄うための資金を集合住宅の予約販売から十分に確保できないためだ。

  ブルームバーグの集計データによれば、今年1-2月に不動産会社105社前後が破産の届け出をしたと発表。2019年は年間で500社近くが破綻した。

  チャイナ・インデックス・ホールディングスの調査ディレクター、ホアン・ユィ氏は「極めて多くの中小の不動産開発会社が不動産資産を売却するか、別の商売を始めるか、あるいは身売りという誰も望まない選択肢を迫られるだろう」と述べ、「動揺は始まったばかりだ」と指摘した。

  中国の住宅市場はウイルス拡散前でも圧迫されていた。今年1月の住宅価格上昇率はほぼ2年ぶりの小ささとなり、債務負担に苦しむ幾つかの不動産会社は建設を抑制し始めた。

  S&Pグローバル・レーティングは10日のリポートで、新型コロナ感染拡大により中国の不動産会社などで圧迫が最も激しく感じられる公算が大きいと分析した。 

 

Let's Get Together

China Index Holdings predicts M&A among China's developers will rise again in 2020

Source: China Index Holdings

  チャイナ・インデックスのユィ氏は、その結果として10万社近い中国不動産会社の間で合併・買収(M&A)が20年に再び増えると予想する。

  S&Pのクレジットアナリスト、クリストファー・イップ氏は「物件販売で得る資金は依然として最大かつ最も重要な資金調達源であり、販売減少は不動産開発会社の流動性を損なう」と述べ、 「すでに『CCC』クラスの格付け、もしくは低格付けで格付け見通しがネガティブ(弱含み)となっている幾つかの企業は流動性の問題に見舞われる可能性が高い」との見通しを示した。

原題:Over 100 Homebuilders Go Bust in China as Virus Strains Deepen(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE